昨年11月に施工した、
看護学校玄関横のタイル交換の様子をお伝えします。


施工箇所はここです。

入学式、成人式、卒業式・・・学生さんや親御さんにとって、
「思い出のフォトスポット」ですが、

長年の疲労が蓄積しています。

元のタイルと同じ色のタイルが売ってないので、
別の色のタイルでこの一面を交換することに。

まずは古いタイルを剥がします

朝一、準備の様子です。


電動ハンマーでタイルを斫(はつ)っていきます。


剥がした跡は、茶畑みたいな模様が。


その理由は、
タイルを躯体にくっつけるために、モルタルなどを接着剤として使いますが、
接着性を良くするために、タイルの裏側に「裏足」という凹凸があるからです。


一面、剥がし終えました。

クラックはボンドシリンダー工法で補修

注射器（シリンダー）を使って、

エポキシ樹脂（ボンド）を注入します。

以下、ボンドシリンダー工法の解説です。
このようなクラックの場所も、この工法で補修します。

ボンドが漏れ出さないようにシーリング材で覆います。
 
シリンダーをさす部分は、土台を付けます。


青い加圧ゴムを掛けて、 
１日かけて、ゆっくりボンドを注入していきます。

注入が止まったら、シーリング材や土台などを取り除きます。

【参考】↓メーカーのわかりやすい動画をご覧ください。

（↓YouTubeで視聴：4分17秒）
「コニシ　ボンドシリンダー工法」（KONISHI BOND ch）
 
次回は、
いよいよ「タイル貼り」です。
どんな色になるのか、お楽しみに～。

そうそう、
前回の番外編を３分の動画にしてみました。
未公開写真も追加していますので、ぜひこちらもご覧ください。

（↓YouTubeで視聴：3分）
「久能山東照宮バーチャル参拝」

     
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