体育館の屋根で

施工前の様子です。ところどころ錆があります。

勾配が緩く横ぶきなので、水切れが悪いからです。

既存の屋根はそのままにして、
ガルバリウム鋼板で覆う工法を採用しました。

この工法のメリットは、
体育館の使用を続けられる上、早くて安くて防音効果もあります。
工事中も利用させていただきました。
「コロナ禍の敬老会」（2020.09.28）

一方、デメリットは、
重量が少し増すことや、雨漏りの原因が特定がしにくいことなどです。

元の屋根に垂木（ベースの金具）を設置します。

もちろんシーリング材でネジを打った所の充填をぬかりなく。

垂木の上に野地板（ボード）を貼って固定します。

 
その上に、防水シートを張ります。

その名も「カッパ」（日新工業株式会社）。合羽or河童？笑

ガルバリウム鋼板で覆います。映えますね。

水切れの良い縦ぶきに変更。「立平333」（小池弥太郎商店）

ちなみに、
小鹿苑の隣地に、こんな看板を発見しました。看板右下に。

何かご縁でもあるのでしょうか。
 
そして、完成です。

これなら、雨が勢い良く流れそうです。

雨どい部分は、ウレタン塗膜防水です。

使った塗料は、その名も？！・・・

「凄極膜（すごまく）」（保土ヶ谷建材株式会社）

建築や土木の資材は、おもしろネーミングが多いですね。笑

別角度から。

耐用年数は、20～25年程度といわれています。

シリーズ次回は、
「ベランダとスロープの塗装」です。お楽しみに～   


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