まずは、メモリの容量と使用率を確認
介護記録システムを導入するにあたって、
パソコンのメモリを増設することにしました。
メモリは、PCの動作に必要な
情報を
一時的に記憶する装置です。
この
容量が
少ないと、PCの
動作が遅くなったり
止まったりします。
Windows
10が稼働するのに必要な容量は、
最低ラインは
2GB
普通レベルは
4GB
快適レベルは8GB
と言われています。
「最近、パソコンの動きが遅いなぁ」というときは、
まずは、
メモリの容量と使用率を確認してみましょう。
「Ctrl+Alt+Delete」で、「タスク マネージャー」を起動します。
「詳細」を押して「パフォーマンス」で、「メモリ」の「容量」と「使用率」を確認します。
結果、
メモリの容量は「
4.0GB」、使用率は「
87%」でした。
これが、
80%以上になってくると、動作がちょっと厳しくなってきます。
スロットの使用は「
1/4」となっていますので、あと
3つ増設可能ということがわかります。
小鹿苑のPCのメモリは、全て
4GBで、
遅くなったり止まったりすることが多発していました。
オンライン環境に対応するためにも、
全PCメモリを増設することに。
次に、メモリの型番を確認
筐体のカバーを開けて、メモリの
規格を確認します。
赤〇のところがメモリです。
拡大してみますと、
4つのスロットのうち
1つにメモリが差し込まれていますね。
メモリを抜いて、規格を確認します。
「DDR4 4GB 266MHz CL19 1.2V」と書いてありますので、
これと同じ規格のものを購入します。
ただし、
規格が同じでも動かない場合もありますので、
元々ついているメモリと同じ型番(商品)がオススメです。
メモリを取り付けてみます
メモリが届きましたので、
いざ増設。
もう一度筐体を開けて、新しいメモリを取り付けます。
元々、黒色のスロットにメモリが差し込まれていたので、
同じ黒色の空きスロットに新しいメモリを差し込みます。
両側の器具が、カチッと音がするまでしっかりと押し込みます。
ついでに中の埃も飛ばしておきます。
この後、
筐体のカバーを閉めて、配線を接続して、
Windowsが無事起動すれば、
一つクリアです。
もし、
ここでWindowsが
起動しないと、何らかの不具合により
失敗です。
例えば、メモリの規格が合ってないなど・・・。
しかし、まだ安心はできません。
メモリが正しく認識されたかどうか、
もう一度「タスク マネージャー」で
確認します。緊張の一瞬です。
容量は「
8.0GB」、使用率は「
35%」、スロットは「
2/4」となっていますので、
正しく読み込まれているのがわかります。
全35台、
4GB→8GBに無事レベルアップしました。
次回は、メモリを増設する前に、
「お金をかけないでPCを速くする8つの方法」を試してガッテン!お楽しみに~。
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