ネットワークのチェック
小鹿苑には 35台のPCがありますが、
コロナ禍以降 オンラインや動画が増えたせいか、インターネットやパソコンの遅さが気になっていました。
今のうちに、
通信環境の整備と
PCのメンテナンスをしておきたいと思います。
まずはじめに、
ボトルネックの解消をしました。
オンライン〇〇においては、
インターネットの通信速度が、
20Mbps位あれば快適と言われます。
20Mbpsは、音楽CD一枚(700MB)が約
5分でダウンロードできる速度です。
※ダウンロード時間の計算式
=ファイル容量(MB)×8(bit)/通信速度(Mbps)
=700MB×8bit/20Mbps
=280秒(=4分40秒) |
まずは、
今のインターネットの通信速度がどのくらいなのか、
スピードテストをしてみましょう。
Webで「
FAST(
NETFLIX社提供)」にアクセスすると、このようにスピードテストが始まります。
※平日15時頃測定。
おや?この時は、充分速度は出ていましたが・・・
小鹿苑のフレッツ光の契約速度は200Mbpsですので、約54%の損失があります。
そもそも、プロバイダー契約の「通信速度〇〇bps」は、
ベストエフォート(最善の努力=保証はない)ですので、プロバイダーの混雑や不具合、屋内のネットワークの設定や性能によっては、契約の速度より遅くなることがあります。
調べてみたところ案の定、原因は「↓HUB」と「LANケーブル」でした。
「CG-SW16TXSR」(corega)2007年製!
HUBは、複数のPCを接続させる時に使う機械ですが、
使われていたHUBは、一昔前の規格100Mbpsまでしか対応していませんでしたので、これがボトルネックになってたんですね~。
※LANケーブルについては、次回お伝えします。
そこで、
今の標準規格
1Gbps(1000Mbps)対応のHUBに交換してみたところ・・・
「
BS-GSL2016」(BUFFALO)
2019年製
スピードテストの結果は、なんと契約どおりの
200Mbps!
※平日15時頃測定。MAX出るのは珍しいです。
プロバイダーのチェック
さて、
ここからがポイントです。
そもそも、フレッツ光の
200Mbpsって?・・・と思っている貴方。
そうですよね。今の光回線って1Gbps(1000Mbps)が標準ですよね~。
ネットで調べてみますと、
フレッツ光の200Mbpsもフレッツ光の1Gbpsも、月額料金が同じ5,940円なのです!
しかも、
電話一本で、工事なしで、ONU入れ替え無しで変更できるとのこと。
なんでやねん?と思いつつも、NTTに電話をして1Gbpsに切り替えてもらいました。
結果は・・・ジャカジャ~ン♪
※平日15時頃測定。この日の最高速度です。
当初に比べて約9倍のスピードアップ!
音楽CD一枚(700MB)が約7秒でダウンロードできます。
これなら当面は心配なさそうです。
問題のあるHUBとLANケーブルを全て交換・整理をして、
LANのボトルネックは解消されました。
あとは、プロバイダーとPCの問題かと思われます。
ところで、
プロバイダーの混雑や、PCのウイルスチェックやWindowsの更新などにより、このように遅くなることがあります。
※平日20時頃測定。それ以降は一桁台に低下・・・
プロバイダーが混雑する時間を避ければ、快適になります。
平日の場合は、12時前後と21時前後が混雑しているようです。
「主なメディアの時間帯別行為者率」(総務省「令和元年度白書」より)
次回は、
「LANケーブルの交換」についてです。お楽しみに~
おまけコーナー
今年はアニマルセラピーがないので・・・
スピードなら僕も負けないニャ♪
(
↓YouTubeで視聴:25秒)
「
超高速パンチ♪オスのマンチカン1歳です」
「ひだまり倶楽部」さんは、現在休止中だそうです。
コロナが収まったら、リアルなワンニャンの来苑をお待ちしております。
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