バーチャル背景をやってみる
テレビの記者会見などで、
市松模様の「
インタビューボード」を使って、見せたくない背景を隠したり、企業のロゴやキャラクターなどでPRするのをよく見かけます。
一方、オンライン〇〇では、
「バーチャル背景(仮想背景)」を使うと、リアルなインタビューボードを使わずに同じようなことができます。
まず、
この位の位置に
壁を作ります。
ホワイトボードなら、これでおしまいでも良いですし、絵を描いたり、印刷物を貼ったりしても良いかもしれませんね。
このように
古いパーテーションなら、
バーチャル背景の出番です。
ぱっと見、取調室のような雰囲気に・・・
バーチャル背景を使わないと、こんなに野暮ったい背景です。
Zoomでは、ここから設定します。
※仮想背景は、一部のスマホは非対応です。
好きな画像を追加します。まずは撫子の写真にしてみました。
このまま仮想背景にすると、このように
ぼやけます。
仮想背景の原理は、「ペイントの塗りつぶし」みたいなイメージで、「指定した色を別の画像に置き換える」という仕組みです。
この様にならないためには、
背景をグリーン系やブルー系の「単一色」にする必要があります。
よくテレビの合成画面などで見るアレ、
クロマキー合成です。
倉庫にブルーシートがあったので、出来るかどうか実験してみましょう。
こんなので出来るのかな?笑
古びたパーテーションにブルーシートを掛けて、
もう一度、仮想背景の画像を選択してみます・・・
合成する所(ブルーシートの色)を指定しますと、
お見事!
ブルーシートの所だけ仮想背景(バーチャル背景)になりました。
この部屋だと、ブルーシートと照明が近いので反射してしまっています。(右上)
まあ、この程度ならヨシとしましょう。タダだし・・・。
背景の素材を試してみる
ちなみに、
グリーンの布を見つけたので試してみました。
しか~し、
光の当て方を変えてみたり、別の部屋でやってみたり、PCやWebカメラを変えてみたり、布ではなく素材の違う色紙で何種類かやってみたり・・・
色々試してみましたが、
写真のような布の色(■RGB(100,150,150)前後)では、合成がうまくいきませんでした。
■RGB(0,255,0)や■RGB(0,255,255)位の明るい色の方が良いようです。
本格的にバーチャル背景をやるなら、
Zoomに最適化された生地のグリーンバックをネットで買った方が無難なようですね。
とりあえず安く済ませたいなら、
100均でブルーシート(120cm×120cm以上必要)を買って、この位に寄って映れば、リアルな背景が隠れます。
素材を寄せ集めて、バーチャル背景を作ってみました。
ホストの許可をとって、スクショ(画面コピー)か録画をしておきましょう。
なんと、高スペックなPC(
インテル® Core™ i5 以上)なら
動画もバーチャル背景にできますヨ。
いずれにしても、
TPOに合わせた背景にしたいですね。
詳しいシステム要件はこちら→
Zoomヘルプセンター
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