済生会病院のヘリポートから
2月初旬の
コートもいらない程暖かく、空は澄みきった
ブルーのある日のこと、
済生会病院南館の屋上にある
ヘリポートを緊急視察させてもらいました。
北東の方角に、富士山が見えます。
東側は、日本平。こう見ると本当にタイラになっているんですね。
「日本平」は、遠い昔は「ヤマトダイラ」と呼ばれていました。
古事記(西暦712年)や日本書紀(西暦720年)で「
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東夷征伐の途中、天叢雲剣で草を薙ぎ払って四方を眺めた
平な場所」という神話からです。
南に、駿河湾。水平線いいですね。
南西には、高草山があります。山Pの向こうが焼津市です。
ちなみに、「焼津」の地名も、古事記や日本書紀の「日本武尊が薙ぎ倒した草を
焼いて、賊を討伐した港(
津)」に由来しています。
ドクターコールの謎
ところで・・・
「ヘリポート」と言えば「ドクターヘリ」、
「ドクターヘリ」と言えば「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」ですが、
今更ですが、「コード・ブルー」の意味を調べてみました。
病院の館内放送で、「ドクターコール、ドクターコール・・・」と放送されているのを聞いたことがあると思いますが、ドクターコールの内容を外部の人に知られないように、隠語として「コード・~」を使っている病院があるらしいです。
「コード」は暗号、「ブルー」は「顔色が青い」つまり「症状が重い=緊急」だとか。
ほかにも「コード・イエロー」とか「コード・グリーン」とかあるらしいですが、何があったのか余計気になりますよね。
そう言えば、よく行く某ドラッグストアの店内放送で、「業務連絡、店内のカゴ・カートの整理をお願いします」と、よく流れますが、何かの「コード」でしょうか?笑
ヘリポートは、「空の、いのちの道」です。
海や山に囲まれた静岡においては、中山間部や海上からの救急搬送や大規模災害時の人命救助に重要な施設となります。
済生会病院は住宅街にあるので、大きなプロペラ音が近隣のご迷惑になることもあるかもしれませんが、ご理解とご協力をお願いします。
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