昨年暮れのことですが、
防災設備の改修工事を行いました。
「
34年良く持ったなぁ」と
日本製の素晴らしさを実感しますが、
人命を守る設備ですので、不具合が出る前に
更新することにしました。
まずはじめは非常用放送設備から
現在の
非常ベル↓です。
「FIRE BELL 1983製」(能美防災)
この子が、
突然「ジリジリジリ」と鳴ると、
心臓が止まりそうな思いをします。
しかし、
今度からは、
優しい音声でお知らせしてくれますので安心です。
こんな感じになります。
(
↓YouTubeで視聴:2分31秒)
「
非常放送設備の警報音」(「yousuke nakatani」様)
自動音声の場合は、
消防法で
スピーカーの基準が定められています。
(※)スピーカーの設置基準
「区画(部屋)ごとかつ10m以内に1箇所」に取り付ける必要があります。
(※)スピーカーの音量の基準
「1m離れたところで、92dB」必要です。 |
ちなみに90dBレベルは、
パチンコ店内の騒音程度だそうです。
ということで、本体を設置する前に、
全居室(廊下は所々)にスピーカーを取り付ける工事を行いました。
居室です。
ここにスピーカーを付けます。
場所を決めて、
電動ドリルで、石膏ボードに
穴を開けます。
カスが飛び散らないように、電動ドリルに
お椀が付いています。
穴をくりぬいたら、
配線を引き込みます。
取り付けるスピーカー(写真は裏面)はこんなのです。
パナソニック「
WS-TN635」。16cmのL級です。
スピーカーと配線を接続し、
穴を塞ぐように吊り天井内に
据え置きます。
カバーにバネの金具がついているので、
スピーカーに引っかけて
固定します。
完成です。
さすが、プロの仕事。
1部屋わずか
10分程度でした。
シリーズ次回は、
「自動火災報知設備の改修」です。お楽しみに~