キャンドルサービスとミュージックベル
毎年クリスマス前に、
静岡済生会看護専門学校から沢山の「金の卵」がキャンドルサービスを披露しに来てくれます。
今年は、12/19(木)に来ていただきました。
ミュージックベルの演奏とキャンドルの灯りが神聖な雰囲気を醸し出し、入居者の皆様もクリスマス気分を味わうことができました。
夕食前、食堂に集まった入居者様たちの前でのキャンドルサービス。
一人ひとりにクリスマスカードのサプライズです!
入居者の皆様は、サンタクロースから思わぬプレゼントをもらい、とても喜んでいました。
カードはこんな感じです。
雪だるまが「BB-8」みたいでかわいいですね。
看護学校の皆さま、ありがとうございました!
スター・ウォーズと静岡の意外な関係?
「BB-8」・・・
1977年エピソード4が公開されて42年。
団塊の世代、団塊ジュニア世代、団塊孫世代。三世代に渡っての物語も遂に完結。
「
スター・ウォーズ」は、黒澤明監督の映画にインスパイアされて作られたそうです。
例えば、
主役「ルーク・スカイウォーカー」は、柔道着のような衣装を着て、
日本刀のような「ライトセイバー」を振り回し、
歩兵部隊「ストームトルーパー」を蹴散らした後、
ラスボス「ダース・ベイダー」と一騎討ち・・・
まさにチャンバラです。
「ストームトルーパー」
その他にも、
黒澤明監督→時代劇→時代→「ジェダイ」
三船敏郎出演「黒帯三国志」→黒帯・一番→「オビ=ワン」
伊達政宗の兜→「ダース・ベイダー」のヘルメット
・・・などなど。
参考「
Rouge One Explained :The Force of Kurosawa in Star Wars」(YouTube 4′46″)
参考「
How are Samurai Films Responsible for Star Wars?!? - Film School'd」(YouTube 7′51″)
「ダース・ベイダー」のヘルメット(写真はお菓子の「ペッツ」です)
1977年「スター・ウォーズ」公開後の1980年に公開された黒澤明監督「
影武者」以降の
織田信長像は、逆に「
ダース・ベイダー」っぼくない?と思うのは私だけでしょうか。
その後のドラマやゲーム、マンガなどで描かれる織田信長の「西洋風の甲冑にマントとブーツ」という定番コスチュームは、これら映画の影響が大きかったと思われます。
織田信長と言えば、こちらのイメージですね。
「岐阜駅前の黄金の織田信長像(出典『
岐阜市HP』より)」
しかし、鉄製の帽子やマントは着用したようですが、
西洋風の鎧「南蛮胴」は1588年(豊臣秀吉の時代)以降の史料しかないので、南蛮胴だったかどうかは、わからないないようです。
「織田信長は革新的で南蛮品が好き」というイメージからか、マントやブーツと日本古来の甲冑だとバランスが悪いからでしょうか、確かに南蛮胴の方がしっくりきますね。
こちらは、織田信長
26歳の1560年「桶狭間の戦い」に出陣する姿を模した銅像です。
「清州公園の織田信長像(出典「
清須市HP」より)」
岐阜と清州を比べてみますと、時代の移り変わりがわかります。
ちなみに、我ら駿府の大御所「
徳川家康」は、自身だけでなく
重臣にも南蛮胴を着用させて、1600年「関ヶ原の戦い」を制しました。
その15年後の1615年「大坂夏の陣」で、1467年「応仁の乱」から約150年続いた戦乱のジェダイが幕を下ろします。
進化論で有名な
ダーウィンいわく、
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」
徳川家康は、イノベーションに長けていたから戦国時代に勝ち残ることができたのかもしれません。
徳川家康の南蛮胴
→静岡市美術館ホームページ
→和歌山市ホームページ
→日光東照宮ホームページ
【関連記事】小鹿なでしこ苑ブログ
『日本最大の天守台「駿府城」』(2018.02.26)